中古マンションのリノベーションにおいて、キッチンの改修は非常に重要なポイントのひとつです。
キッチンは家族が日常的に使用する場所であり、家庭の中心となる場所でもありますよね。
また、キッチンリフォームでは収納や動線などの機能性にも配慮する必要があります。
こちらでは中古マンションのキッチンリフォームについて、SAWAI建築工房が施工した事例のポイントをご紹介します。
独立型からオープンキッチンへ
まず、キッチンのレイアウトについてです。
中古マンションでは独立型のキッチンが多く見られますが、現代の住まいではLDKと一体化したオープンキッチンが人気となっています。
オープンキッチンにすることで、キッチンとリビングがつながり広々とした空間を演出できますし、家族が一緒に過ごす時間が増え、コミュニケーションがしやすくなることからリフォームの際にオープンキッチンへの変更をご希望されるお客様が大変多いです。さらに、オープンキッチンは、家事効率もアップさせることができます。
パントリー付きのたっぷり収納へリフォーム
次に収納についてです。
キッチンには食材や調理器具、食器など様々なものが置かれます。
そのため収納には十分なスペースが必要ですよね。しかし中古マンションでは十分な収納場所が設置されていないことが多いため、リフォームの際にはパントリーを設けたいとリクエストをいただくことも最近増えてきました。
札幌市A様邸のリフォームでは、リビングが見渡せない配置で壁付けだったキッチンを対面式のオープンキッチンに変え、場所も移設。
キッチン横に設けたパントリーを玄関のシューズクロークとつなげ、買い物から帰ったらパントリーやキッチンに直行できる間取りにしました。
リビングを見渡せるキッチン
お子さんがいる場合は、キッチンからリビングが見渡せることも大切です。
お子さんが遊んでいる様子を確認しながら調理することができるため、安心して家事を行うことができますね。
お子さんがが寝ていたり遊んでいる間、キッチンで調理をしながら過ごすことができるため、子育て中のママにはオープンキッチンが人気です。
札幌市のH様邸では「子どもを見守りながら家事ができる間取りに変えたい」という奥様からのリクエストにより収納たっぷりなオープンキッチンへとリフォーム。
ダイニングには、子どもの勉強スペースや家族で利用できるデスクコーナーを造作して、キッチンに立ちながらお子さんの様子を見守れるようにしました。
デザインにもこだわるキッチンリフォーム
キッチンリフォームにおいては、機能性だけでなくデザイン性も重要です。
例えば、キッチンカウンターやキッチン背面のタイルなど、素材や色を工夫することでキッチンが一段と美しくなります。
また、キッチンとリビングのデザインを統一することで、統一感のある空間を作ることもできます。
元々住まわれていた築22年のマンションをリフォームした札幌のT様邸は、閉鎖的なキッチンの壁を取りたい、和室を洋間の寝室に変えたいといった奥さまのご要望を受けてSAWAI建築工房ではオープンスタイルのキッチンを提案いたしました。
リフォーム後はキッチンとリビング・ダイニングに一体感が生まれた広々とした気持ちのいいLDKに変身。
「ふだんの食事は対面式のキッチンカウンターでいただき、家族が揃った時はみんなでソファテーブルを囲むなど、食事ひとつとっても楽しみが広がりました」
キッチンリフォームは、家族が集まる場所であるリビングやダイニングと同様に、家族が暮らしやすい空間を作るために必要不可欠なリフォームです。しっかりと計画を立て、家族のライフスタイルに合わせたキッチンリフォームを行うことで、より快適で過ごしやすい空間を実現することができます。
SAWAI建築工房では、お客様のご要望に合わせたキッチンリフォームプランをご提案しております。
お客様が理想とするキッチンスタイルを実現し、快適で機能的な空間をご提供できるよう全力でサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。