収納のストレスを軽減し、スムーズに衣類や必需品を見つける事ができるため、最近増加傾向にあるオープンクローゼット。
衣類やアイテムを一つの収納スペースにまとめることで、整理整頓を効率化することができ、日々の収納に関するストレスを軽減することができます。
今回はSAWAI建築工房がリノベーションした2つのオープンスタイルのクローゼット事例をご紹介いたします。
モノの仕分けをしやすくする
多機能なウォークスルークローゼット
20年以上前にご実家リフォームをご依頼いただいて依頼、お付き合いのある札幌市のK様。マンションのフルリノベーションでは、衣類収納と作業スペース兼用として廊下との間に壁やドアのない、オープンスタイルのウォークスルークローゼットを配置。まるまる1部屋分のスペースは、人目に触れても美しい店舗のようなデザインで、作業台にも使えるアイランド型のカウンターが造作されています。
「ここは、SAWAIさんのモデルルームで『素敵だな』と思って見ていたのと同じようにしてもらいました。モノが片づく上に適度に目隠しでき、作業もしやすくて、とても使い勝手がいいんです」とK様。
マンションでも工夫次第で様々なスタイルのクローゼットを作ることができるのがリノベーションの魅力ですね。
大胆な間取り変更で実現
ファミリークローゼットとランドリールーム
続いてはSAWAI建築工房のリノベーションモデルとして公開していたモデルルームに設けられたオープンスタイルのファミリークローゼットのご紹介です。
空間のかたちに沿ってコの字型に収納を配置。ハンガーポールや衣類やバッグなどを平置きできる棚、引き出しなどを組み合わせた機能的な設計です。中央には棚付きのテーブルを設置。お店のような設えで、毎日の服選びが楽しくなりそうな空間に仕上げました。
ファミリークローゼットと廊下を挟んで向かい側には、ランドリールームを配置。洗濯機置き場のほか、物干し竿も取り付けてあり、ここですぐに洗濯物を干すことができます。廊下とは3枚引き戸で仕切れる設計です。
洗濯スペースとクローゼットが近いと、衣類を運んで収納する手間がずいぶんと省けて、家事の時短につながります。実際にはなかなかここまで思い切った設計をするのは難しいかもしれませんが、スムーズな洗濯動線の一例として、参考にしてみるのはいかがでしょうか?
家族構成や暮らし方、既存の住宅の条件などに合わせて柔軟に、家のつくりや間取り、仕上げなどを検討できるのが、リフォームやリノベーションの大きな魅力です。ご興味がある方はお気軽にお問い合わせくださいね。