子ども部屋リフォーム

子育て世代のリフォームやリノベーションで、一番気になるのが子ども部屋ではないでしょうか。「今は子どもが小さいけれど、大きくなったら個室が必要になるかも」「子ども部屋をつくるなら、お子様の好みに合わせたい」「年齢が上がっても使える部屋にできたら」など、想像が膨らみますよね。子ども部屋は、お子様の年齢や人数によってやるべきリフォーム方法が変わってきます。そのため、”子ども部屋はこうあるべき!”というリフォーム方法はありません。そこで、この記事では、SAWAI建築工房で行った戸建やマンションの子ども部屋リフォーム事例をご紹介します。

個性的な壁紙をさり気なく。お子様のカラーがでる部屋づくり

夫婦2人、子ども4人の計6人家族のHさんご夫妻は、4人目のお子様の誕生を機に、手狭になってきた分譲マンションから広い戸建てへ住み替えを計画されました。

子ども部屋を作る際には、カーテンやクロスの色、照明灯具などのセレクトには、お子様たちの意見が反映されています。個性が見える子ども部屋は、それぞれの好みに合わせてコーディネート。

ピンクの子ども部屋
ブルーの子ども部屋
グリーンの子ども部屋

クローゼットの中の壁紙に柄物を採用。自分しか見ないところだと柄物の壁紙で思い切った冒険もできるので開くのが楽しくなりますね!
お気に入りの柄で気分も上がり、お片付けもきちんとしてくれそうです。

壁紙は、色だけではなくかわいい柄・素敵な柄もたくさんありますが、アクセントで壁の一面にしてしまうと部屋の雰囲気が一気に変わるのでカーテンやベッドカバーなど、お部屋のファブリックの柄との相性を考えたり、飽きてしまうかもしれないという不安であきらめてしまうことも多いのではないでしょうか。
こちらのお部屋のように、クローゼットの中や本棚、飾り棚の奥面にアクセントとして柄物の壁紙を入れるの方法もおすすめです。物を入れると隠れてしまうのですが、隙間からさり気なく見えるのも素敵ですし、お気に入りの色や柄が見えると気分が上がりますよ。

お引越し後の子ども部屋の様子

カーテン・照明は以前からお持ちだったものですが、お子様と一緒に作った子ども部屋の雰囲気にぴったりでした!
お部屋をとても可愛らしく使っていただいています。

詳しい施工事例はこちら▷【戸建て】札幌リフォームH様邸

リビングにロフト、こどもスペースのあるお家

Kさんご家族は、親から受け継いだ築16年の住まいを自分たちらしくリノベーションして住むことにしました。

リノベーションのコンセプトは「子どもが楽しく暮らせる家」。「いつも目の届くところに子どものスペースをつくりたい」。そこでご提案したのが、既存の寝室をリビングとつなげて、子ども部屋的なスペースをリビングの一角に設けるという大胆な案。

リビングと寝室をひとつながりにして、ロフトや収納スペースを組み合わせてつくったお子さん用のスペース。ロフトの上は遊び場にも、お昼寝場所にもなる
リビングの雰囲気にもしっくり馴染むデザイン。カバンや帽子をかける場所を決めて、整理整頓しやすい工夫も
読書や勉強に集中できる環境をつくるため、造作のデスクと本棚はロフトの下に設けた

遊びスペースのロフトと学習スペースがリビングにある事で、ご両親も安心です。

リビングにワークスペース


最近人気のリビング学習。子供は適度な安心と緊張を感じながら勉強に取り組めるので、勉強の習慣づけに良いとされています。家族が集まる場所であるリビングに子供の学習スペースを設けることで、学校や遊びから帰宅した流れや、食後の会話からの流れから、無理なく子供が勉強に取りかかりやすい環境をつくることができます。

最近はリフォームの際にリビングへワークスペースを設けることがとても増えました。
最近はリフォームの際にリビングへワークスペースを設けることがとても増えました。

詳しい施工事例は▷【マンション】札幌リフォームA様邸

人はまったくの無音よりも適度な物音があるほうが集中力が上がるといわれています。リビングで学習すると、家事や会話などのさまざまな物音が聞こえてくるため、勉強や作業の効率も上がるのではないでしょうか。

子ども部屋に籠もって勉強するよりも、リビング学習のほうが気軽に子どもとコミュニケーションを取ることができます。
コミュニケーションが取りやすいからこそ、子どものちょっとした質問に答えたり不安を解消させたりすることができますね。家族が揃う貴重な時間に子供の話に耳を傾ける時間を作るのはとても大切です。

2方向からたっぷり陽射しが入るLDKの魅力を最大限に活かすため、 キッチンを対面式にして光も視線も隅までに届く空間に
絵本などの収納スペースをテーブルの後ろに設けることで、出しっぱなしを解消していつでもスッキリ。

詳しい施工事例は▷【マンション】札幌リフォームS様邸

リビング学習には、ダイニングテーブルを使用することもできますし、テーブルまわりに本などの収納スペースを作ることで、ダイニングテーブルがお子様の物でいっぱいになったり、筆記用具で散らかったり、宿題をしているときに夕食を並べられないといったもどかしさも解消できそうです。

子ども部屋リフォームは親子で思い出に残る特別な空間づくり

子ども時代は、誰でも一度きり。貴重な時間だからこそ、親子ともに思い出に残る特別な空間づくりをしてみてはいかがでしょうか。ある程度好みが出てくる年齢のお子さんがいるご家庭であれば、一緒に壁紙屋さんに行って好きな色や柄を選んでいる方もいらっしゃるようです。

乳幼児期、学童期、思春期、そして巣立ってから…とお子様のご成長によって子ども部屋に求めるものも変わるため、どのように作るか悩ましいところです。家族でリビングに集まってわいわい過ごすのも良いですが、お子様が成長するにつれて子ども部屋で1人になる時間もほしいものです。自分のテリトリーを持つことで、自己管理能力を育む効果もあるそう。ぜひ、将来のことまで考えて、素敵な子ども部屋リフォームをしてみませんか。
「まだ小さいから、子ども部屋をつくろうか迷っている」という方も、SAWAI建築工房では、お客様とご一緒に楽しい思い出がたくさんつくれる子ども部屋を考え、ご納得いただける間取りをご提案させていただきます。ぜひご相談ください。