築年数
築46年
面積
1F 72.87㎡ /2F 34.78㎡
費用
約1700万円
工期
約3ヶ月
お住まい
ご夫婦
庭への想いを受け継いで、自分らしい住まいを楽しむ
相次ぐ設備の故障にリノベーションを決意。
母を見送って実家に住む人がいなくなったので、わたし(奥さま)たち夫婦が受け継いで住むことにしました。ところが水回りが次々に故障してしまって…これはリノベーションのタイミングだと思いました。
Before
リフォーム雑誌やネットで施工会社を探し、数社に相談。でも、改修しづらい構造らしくて、難色を示す会社ばかりでした。
そんななか、快く引き受けてくれたのがSAWAI建築工房さんでした。他社に断られた階段の架け替えも「できますよ」とすんなりいっていただいて、安堵しました。
間取りを自由に変えられないことは承知していたので、こちらからは水回りの設備交換と暖かな室内、明るい玄関、緩やかな階段を要望しました。キッチンは担当の横沢さんの提案で対面型にしました。これならキッチンが広くて明るいし、庭の桜がよく見えます。この桜は両親の自慢だったので、思い出を大切にしてくれる提案がうれしかったですね。
LDKはいつもすっきり整えておきたいので、食品や日用品がたっぷり収まるパントリーはとても重宝しています。リビングに洗濯物を干すのはイヤだったので、洗濯から物干し、収納まで一ヵ所でできるランドリールームも気に入っています。完成してみれば以前とまったく違う印象になって、動線の工夫や内装デザインで、家ってこんなに変えられるんだと驚きました。(談)
約25年前にご両親が外周りを直して以来、手を入れていなかった奥さまの実家。Tさんご夫妻はこの家を受け継ぐにあたり、リノベーションの情報を収集し、気になる会社の資料を請求。そこから数社に絞り込んで相談することにしました。
S A W A I 建築工房については自社プロデュースの「cafehygge(カフェ ヒュッゲ)に足を運び、どんな空間を手がける会社か確認。カフェのインテリアが好みに合い、対応も住む人目線で親身だったため、この会社なら信頼して任せられると判断しました。
桜の開花時期になると散歩する人たちが足を止めるほど、T邸の庭には見事な桜の木があります。この桜を見ながら暮らせることをT邸の最重要テーマとして、キッチンを窓と対峙する開放的なプランに変更。家事の合間に、リビングでくつろぐ時間に、2階寝室で目覚める朝に、庭の桜が目を楽しませてくれます。
インテリアがお好きで、すっきり暮らしたいという奥さまの要望に応えて、パントリーやランドリールームなどキッチン・水回りの家事機能を充実化。洗濯~物干し~アイロン掛け~収納まで完了できるので、LDKは常に美しく保てます。
ホール側の和室はリビングとつながる洋室に変えて、引き戸を設置。将来、2階に上がるのが億劫な年齢になっても、1階フロアだけで生活できて安心です。
骨組みだけを残してスケルトンリノベーションしたT邸。断熱や気密性能を大幅に向上させ、室内と廊下などの温度差を解消するために、ガスセントラル暖房を採用。性能アップとの相乗効果で、家じゅうどこも適温な上に省エネなので、家計への負担も抑えられます。
家が振動するほどだった屋根の落雪は、無落雪屋根で解決。実際に冬を経験して「雪がまったく落ちないし、雪庇もできなかった」と、ご夫妻ともに満足のご様子でした。