築年数
築21年
面積
97.48㎡
費用
約1100万円
工期
約3ヶ月
お住まい
ご夫婦
快適・便利・効率的。老後に備え機能を優先。
新築マンションの購入から20年余りが過ぎたE邸。購入から数ヵ月後にはリビングの床が盛り上がり始め、とうとうヒビ割れた末に、床下のコンクリートスラブまでもがむき出しとなり、他の部屋の床にも浮きやヒビ割れが生じてきました。
「1年点検の頃には落ち着くといわれて待っていたら、売主と施工会社が倒産。原因もわからず、日々床を歩くたびに不快な思いをしていました」とご主人は振り返ります。

床のリフォームには、仮住まいの引越し費用を含めて約500万円ほどが必要とわかりました。そこまで大がかりになるのなら、いっそのこと、リフォームは時間の余裕ができるご主人の定年退職後にして、床だけでなく老後のために家全体を直そうと決めたそうです。

発想が全然違う!要望を叶えてくれて大感激
定年まで数年となった頃、Eさんご夫妻はリフォームイベントや内覧会に参加するなど、計画実行に向けて具体的に動き出しました。
「どこにリフォームをお願いするにしても、いろいろ比較検討して納得の上で契約したいと思って、複数の施工会社に話を聞いてみることにしました」と奥さま。
雑誌のバックナンバーなど複数参照して、各社の施工例総数に占めるマンションの比率を算出。マンションリフォームに強い会社を割り出して、インテリアのセンスで3社に絞り込み、地域で見つけた1社を加えた計4社に相談しました。

その結果について「発想が全然違いました!」と、ご夫妻が声を揃えて話すのがSAWAI建築工房のプランでした。それまで、できないといわれ続けてきたキッチン移動の要望を、唯一叶えてくれていたのです。担当の榎又さんが提案する動線や利便に配慮したアイデア、思い描く生活機能を実現する工夫の数々にも感心。どこと契約すべきかは、もう明らかでした。

使い勝手優先のプランで老後の暮らしはぐんと快適に
もはや親子で入浴することのない浴室や、まめな掃除が必要な洗面台は小さめで、収納スペースは広く。キッチンやユーティリティの造作収納には扉を付けず、見やすさと取り出しやすさを優先。システムキッチンや換気扇などの設備は掃除のしやすさを重視し、洗濯物は各自で自分のものをたたんでしまえるように、それぞれの居室に物干しポールを設置。老後の暮らしを快適にするさまざまな変更を加え、一方でまだまだ使える既存の建具などは活用して思い出も残すことにしました。




「イスに座って顔を洗うわたしのために、下部がイスになって引き出せる洗面台を榎又さんが見つけてきてくれたんですよ」と喜ぶ奥さま。
細部まで使い勝手のよい、隅々までEさんご夫妻仕様の住まいが完成し、お子さんが独立してからは夫婦水入らずの生活を満喫しています。



趣味のス テンドグラス制作も はかどります


