【戸建て】札幌リフォームH様邸

数千冊の本をすっきり収納した「図書室のある家」

25年前、郊外の住宅地で新築をしたＨさん。３人の子どもは独立、ご夫妻は還暦を迎え、将来の暮らしを見据えたリフォームをしたいとご相談をいただきました。Ｈさんのお宅は蔵書がとても多く、その大半は箱に入れたままになっていました。既製の本棚では収納しにくい文庫本がたくさんあり、上手に整理ができる収納をご希望されていました。

１階は和室をなくして、開放的なＬＤＫに。２階には新たにご主人の書斎や主寝室、予備室を設け、床の一部を減築して吹き抜けを設けています。悩みの種だった膨大な蔵書は、キッチン奥に設けた書庫に集約。コの字に配置した造作本棚の下には、数千冊の文庫本や新書が仕舞える引き出し式の造作本棚が11本収まっています。

「見たい本がすぐに手に取れるようになり、とても便利です。書庫に隣接して家事コーナーもあり、自分の居場所ができたようです」と奥さま。一つ屋根の下にご夫妻それぞれの空間があることで、気持ちにゆとりが生まれたと、大変ご満足いただけました。