【マンション】札幌リフォームS様邸

住居タイプ

マンション

築年数

築19年

面積

75.2㎡

暖房

輻射式パネルヒーター・ガス床暖房

エリアもインテリアもこだわって憧れのスタイルを実現

通勤しやすく、将来的に親御さんと暮らすことも視野に入れながら、できるだけ費用をかけずに自分好みにリフォームできるような物件を、半年以上かけて探したSさん。内装は、建具やタイル、クロス、家具の取っ手、カラーリングにいたるまでSさんのこだわりを反映し、随所に造作した飾り棚はお気に入りのインテリアで彩られています。

ダイニングの飾り棚やキッチンの吊り戸棚下に設けたオープン棚など、暮らしを彩るしかけが随所に

Before

築19年が経過し、古くなっていた水まわり設備はすべて交換。洗面所はネコのトイレスペースを確保するためにあえて2WAY動線をやめ、足下がオープンになった洗面台を以前とは向きを変えて設置しました。洗面ボウルは掃除がラクなカウンター一体型で、洗濯物の手洗いもできるサイズを選択。鏡の上にはチェッカーガラスの欄間を入れ、採光とインテリアのポイントにしています。

洗面台の下はネコのトイレスペースになっている
クロスや取手、タイルなど、一つひとつのアイテムにこだわってコーディネート

キッチンはセミオープンスタイルに変更。ダイニングスペースの壁面に設けた飾り棚の下には、予算の関係で今回は見送ったものの、親御さんと同居した時に増える家電や食器の収納家具が置けるよう、あらかじめコンセントを準備しています。

キッチンは奥のシンク側とカウンター手前のそれぞれに素材感のあるタイルを貼ってデザイン
セミオープンスタイルに変更し、機能的なキッチン

リビング横の部屋は、将来的に個室化することも考慮に入れ、開放感を保ったワークスペースに。部屋の角を削ってニッチを造り、リビング入り口の広がり感と、空間にアクセントを持たせています。

以前和室だった部屋は、リビングと程よく間仕切りしたワークスペースに。小窓からリビングの大開口越しの景色が見える
壁の角を斜めに切り取り造作したニッチは、照明を灯しくつろぎを演出する
建具は場所ごとに違うデザインの輸入家具をチョイスして女性らしいインテリアに

北海道に戻って来て、暖房費の高さに驚いたというSさん。もともと寒がりで、風が出るタイプの暖房器具は苦手ということで、長い冬を暖かく快適に過ごすことができるように計画しました。ファンコンベクターから輻射式のパネルヒーターに交換し、リビングとダイニングには床暖房を入れて足下から暖かく。各部屋の内窓も高断熱タイプに交換し、調子が悪かったボイラーはエコジョーズに変えることで、省エネとランニングコストの削減にも配慮した住まいとなりました。

部分的に壁を抜いたり塞いだり整理したりといった調整と、インテリアにこだわることでスタイルのある空間に
寝室にもこだわりのクロスを
玄関は収納の下部を空け、間接照明もプラスして軽やかな印象に