築年数
築15年
工期
約2ヶ月
お住まい
夫婦2人+子供2人
日常の中の、非日常を叶えた戸建てリノベ
Nさんご夫妻は千葉県から札幌へ転居し、慣れない雪国の暮らしへの不安から賃貸マンションで暮らしていました。しかし、息子さんたちが活発だったこともあり「もっとのびのびと育てたい」と考えて、戸建てへの住み替えを決意されました。ご夫妻が購入された住宅は、閑静な住宅街に建つ築15年の3階建てで、2階と3階とで分けた上下分離の二世帯住宅でした。
ご夫妻が新居としてイメージしていたのは、生活感のない、ホテルのような非日常のくつろぎ空間。打ち合わせの当初は2階の既存の造作を活かしながら、傷みが目立つ壁紙を貼り替えたり、薪ストーブを新設したり、洗面やトイレの設備を交換することを中心に検討されていましたが、何度も話し合いを重ねるうちに新しい要望が加わり、最終的にリノベーションの範囲は浴室やリビング、キッチンまで広がりました。




今回の工事範囲は2階だったため、Nさんご家族には3階で暮らしていただきながら工事を進めました。2ヶ月後に完成したのは、リゾートホテルのような非日常感をたたえる上質感あふれる住まい。白とグレー、ウォールナットで統一した空間に、薪ストーブの炎が心地よく揺らぎます。「お陰様で、子どもたちは心置きなくバイオリンの練習ができ、元気よく走り回れるようになりました。共働きで忙しい私たちにとっても心からくつろげる場所ができました」と奥さま。今後は1階と3階にも手を入れながら、少しずつ住みやすい家に変えていきたいとおっしゃっています。




