住居タイプ
マンション
築年数
築24年
家族構成
夫婦2人+子供1人
リフォームでキッチンから床・建具まで“美しさ”に安らぐ住まいへ
12年前に3LDK、4~5年前には隣の2LDKを、それぞれ中古で奥さまのご両親が購入。転勤族のご両親も、Kさんご夫妻も首都圏で暮らしていましたが、Kさんのほうが先に札幌に戻ることになり、2LDKを我が家として利用することに。その後、ご夫妻に長男が誕生し、ご両親の帰札も決まったため、「いずれは若い世帯が3LDKに」と考えていた住戸の交換を行うことにしました。
K邸のリフォームをリードしたのは、奥さま。「見積もりを依頼した3社の中で、SAWAIさんのプランは最後に出てきましたが、他社とは全然違ってすごくよくて。一気に心が惹かれました」といいます。それは、壊せない壁や柱、排気経路の関係で他社からは「無理」といわれた対面キッチンが備えられ、収納不足など不安に感じていた部分がすべて解消されているプランでした。
使い勝手や仕上げなどすべてに妥協なく、こだわりを形にしていった奥さま。特にコの字型のキッチンは配置が決まるまで、数ヵ月かけて何度も打ち合わせを重ねました。コの字型やL字型のキッチンの悩みどころでもある、奥行きが深くなりすぎて使いにくい角の収納スペースは、奥さまの「廊下側から使えませんか?」との言葉を受けて、SAWAI建築工房が引き出し収納を提案し、廊下側から引き出せるように造作。無駄なく隅々まで使えるようになりました。自らも料理をされるというご主人も「使いやすいですね」と絶賛。奥さまと2人で調理をしてもぶつかることなく、動線もスムーズです。
K邸で特筆すべきは、どこを見ても「美しい!」と言ってしまう仕上がり。光沢のある白いブリック風のタイルが気持ちよいキッチン。ヘリンボーン柄の無垢材の床が表情豊かなリビング。「ここだけは床を白っぽくした」という清々しい寝室。洗面との間の壁をガラス張りにし、広さと非日常感を両立させた浴室…。住みたい空間の実現を願う奥さまの強い思いが、リフォームを成功に導きました。