Ep5.暮らしながら深まる、“わたしらしさ”と家が育てる時間

札幌市西区の中古マンションを降るリフォームした事例を紹介。

「完成はゴールではなく、ここから始まる暮らし」

リノベーションの完成は「終わり」ではなく、新しい暮らしの始まりです。
M様も完成時には、イメージパースで見ていた通りの仕上がりに加え、完成した空間の心地よさに感動されていました。「この家でどんな時間を重ねていこう」とワクワクが広がり、改めて自分の拠点ができた安心感も実感されたそうです。

引渡し後は、少しずつ暮らしに家を馴染ませる時間です。
暮らし始めて3か月後、改めて訪ねると、そこには“自分に合う空間”を日々の暮らしの中で育てている姿がありました。
大切に集めてこられた家具やインテリア雑貨がすてきに配置され、M様らしい暮らしの風景が広がっています。
カラフルなファブリックがアクセントとなり、日当たりの良いお部屋ではグリーンたちがのびのびと育っています。
暮らしの中で選んできたものが自然に調和し、心地よい雰囲気をつくっていました。

開放感と静けさに包まれる暮らし

M様邸を訪れると、まず感じるのは圧迫感のない、開放的な空間です。
寝室をゆるやかに仕切る腰壁は、高さを抑えて視線を遮らないデザインにしました。
あえて個室にせず、LDKとひと続きにすることで空間の抜けを生み出しています。
天井もできるだけ段差をつくらずフラットに仕上げたことで、部屋全体に自然な一体感が生まれました。

さらに、大きな窓から視界が抜けることで、より奥行きを感じられる住まいになっています。
この、窓から望む山々と空の景色は、M様の物件選びの決め手にもなった大切なポイントです。

──以前の記事でもご紹介しましたが、この景色を最大限に活かすために、着工前の現場打合せで寝室の位置を見直すプランをご提案しました。
M様ご自身がこの景色をとても大事にされていたので、その思いを大切にしつつプランを考えました。

リビングに立った瞬間、自然と視線が外に抜けていく様子を見て、この提案をしてよかったと改めて感じています。

暮らしの心地よさを高める工夫

暮らしの心地よさは、小さな工夫の積み重ねから生まれます。
M様邸も、そのひとつのかたちです。
私たちが特にこだわったのは、次のポイントです。

視線の抜けを妨げない設計
引戸の天井レールを埋め込みにし、ラインが見えないように仕上げました。

天井面のすっきり感
ダウンライトや白いライティングレールで、フラットな天井を崩さず視線が途切れないようにしました。

光と視線の抜け
ガラス入りの扉を採用し、閉じていても空間の広がりを感じられるように。

快適性の向上
内窓には高断熱仕様を採用し、防音効果も確保。大きな通り沿いでも静かで落ち着いた暮らしを実現しました。

こうした工夫のひとつひとつが、M様邸の解放感、静けさ、そして快適さを生み出しています。

暮らしに調和するデザインと、M様らしさのかたち

暮らしの心地よさは、デザインの細やかな工夫から生まれます。
M様邸でも、次のようなポイントにこだわりました。

・余白を生むプラン
動線や、ゆとりのある家具のレイアウトで、見た目にも動きにも余裕が生まれます。
インテリアを飾っても窮屈にならない、心地よい空間に仕上げています。
M様も「余白があることで、好きなものがより引き立って見えるんです」と話してくださいました。

・色と調和する照明選び
キッチン前に下がるペンダントライトは、インテリア全体との調和を意識して選びました。
以前から大切に使われているオレンジのソファと同系色を取り入れることで、空間に統一感とあたたかみをプラス。
ルイスポールセン「VL45」は、柔らかなガラスの質感とカラーアクセントで、空間にメリハリを与えています。

・洗面スペースのデザイン
 廊下からちらりと見える洗面は、インテリアの延長として丁寧に設計しました。
 M様が一目惚れされたタイルは、その貼り方にもこだわり、空間に特別感を与えています。
 丸いミラーや真鍮のペンダントライトを合わせ、素材や色のバランスを何度も検討。
 機能的でありながら、思わず見せたくなる洗面に仕上げています。

パントリー収納
 ボイラーの目隠しから生まれたパントリー収納は、暮らしに嬉しい工夫です。
 • キッチンがすっきり片付く
 • まとめ買い・備蓄に便利
 • 使いやすい動線で時短
 
パントリーがある暮らしは、本当におすすめしたいスタイルです。収納力だけでなく、キッチンまわりが整うことで、毎日の料理や片付けが格段に快適になります。
M様も「思っていた以上に便利で、日々の片付けがぐっとスムーズになりました」と喜んでくださっています。

札幌市西区の中古マンションをフルリフォームしたキッチン

これから育てていく暮らし

夜には、リビングに仕込んだ間接照明を灯し、やわらかな光の中でお酒をゆっくり楽しむひとときが生まれます。
ご自身で選ばれたものが暮らしに寄り添い、心地よさを生んでいるのを見るのは、私達にとっても嬉しい瞬間です。

「日当たりの良いバルコニーで観葉植物や野菜を育てたいんです。少しずつ手をかけて、この家もわたしも育っていく──そんな余白が楽しみです」

完成してからが本当のスタート。M様の暮らしは、これからさらに豊かに深まっていきます。

住まい選びに、リノベーションという選択を

家は“自分の暮らしに・自分の好みに合うか”で考えるもの。
家に自分を合わせるのではなく、家を自分に合わせてつくる──。

これはとても大切な視点です。
そして、リノベーションなら、それが可能になります。

最初から間取りやデザインが決まっている住宅とは違い、リノベーションはお客様に合わせて間取りやデザインをつくる住まいです。
あなたの「好き」を取り入れながら「暮らしやすさ」を叶えることで、暮らしはもっと心地よく、自分らしくなります。

完成はゴールではなく、私だけの時間の始まりです。
リノベーションは、暮らしとともに育っていく、あなただけのオーダーメイドの住まいです。