中古リノベがおすすめな理由

札幌市にお住まいのM様。「いつかはマンションを」と漠然と考えていたM様が、中古マンションの購入とリノベーションという選択肢を通じて、ご自身にとっての「ちょうどいい暮らし」を見つけるまでの道のりをご紹介します。

◆賃貸より購入?

40代になり、定年後の生活や将来の資産について少し考え始めるようになったM様。
賃貸暮らしを続けることへの不安から

「安心して長く住める家を持ちたい」
「万が一の際には売却もできる資産にしたい」

という思いが募り、マンションの購入を検討し始めました。

以前よりウェブサイトにて住まい探しを行っていたM様。目に留まるのは新築マンション、もしくはリフォーム済みの中古マンションがほとんどでした。しかし、新築マンションはその価格設定から長期にわたる経済的な負担を懸念され、一方のリフォーム済み中古マンションは、即入居が可能であるものの、自身の理想とする間取りとは異なるため、購入には至らなかったと当時を振り返ります。

「価格、広さ、そして何より自分のライフスタイルに合った物件はないか？」

そう考えたM様は、以前から関心のあった「リノベーション」に強く惹かれるようになりました。

◆「現実的な選択」として中古リノベ

新築マンションは、駅に近いほど価格が高くなる傾向があり、広さや収納スペースに限りがある場合も少なくありません。

一方、中古マンションは市場に出回る物件数が多いため、新築に比べてより幅広いエリアから、自分の希望する立地の物件を探しやすいというメリットがあります。さらに、間取りや内装を自分のライフスタイルに合わせて自由にデザインできるという点は、中古リノベーションならではの大きな魅力です。

実際にM様が購入されたのは約60㎡のほどよい広さのマンション。
築年数は古いものの、その分価格も抑えられており、リノベーション費用を含めても新築マンションよりも「現実的な選択」だと感じたそう。また中古マンションは、過去の修繕履歴や管理状況を確認できる場合もあるため、安心感にもつながると考えました。

◆「立地」と「価格」 – 自分に合った物件選び

物件選びでM様が最も重視したのは「立地」と「価格」でした。

普段の移動は車が中心というライフスタイルのため、駅からの距離よりも、長年住み慣れた西区エリアを優先。生活の利便性はもちろん、職場への通勤時間も大きく変わらないことが、日々のストレス軽減につながると考えました。

・今の自分の生活リズムに合っているか
・日々の買い物や用事をスムーズに済ませられるか

という点が、M様にとっての「良い立地」だったのです。

そして、「無理なく支払える価格帯」であることも重要な条件だったとM様。
中古物件を購入してリノベーションするという選択肢は、リノベーション費用を含めても、多くの場合新築マンションより経済的。
「これなら自分のペースで安心して暮らせる」
管理費や修繕積立金を含めた月々の支払い計画に安心できたことも、M様にとっては中古リノベを選ぶ大きな決め手となりました。

◆自分に合った選び方と、内覧で即決できた理由

実は、以前SAWAI建築工房の完成見学会に参加した際、「理想の暮らしから物件を選ぶ」というお話を聞いていたM様。そのおかげで、ご自身の理想とする住まいのイメージを具体化するための条件が、以前から整理できていたそうです。
その後、一時休止していた物件検索を再開して間もなく、理想とする立地にリフォームが施されていない築年の経過した物件を発見。

実際にM様が内覧したのはこの一件のみでした。

大きな窓からの日当たりの良さと、開放的な眺望に「ここで暮らしたら気持ちが良さそう！」と心を奪われたM様。
SAWAI建築工房からは、物件の大きな窓からの日当たりと開放的な眺望を活かし、広々としたLDK、ワークスペースと趣味のスペースを両立する空間、ゆとりのあるウォークインクローゼット、寝室をご提案させていただきました。

これがまさにM様が思い描いていた理想の暮らしとぴったり。
物件購入を決める大きな理由にもなったそうです。「リノベーションってすごい！」と改めて思ったとも教えてくれました。
ご自身の希望条件を「理想の暮らし」から丁寧に整理されていたからこそ、自分にとってちょうどよい物件を選ぶことができたのですね。

◆信頼できるパートナーがいたから、「安心」に変わった

「当初、築45年というマンションの古さに不安を感じましたが、SAWAI建築工房さんに過去の事例を丁寧に説明していただいたり、一緒に物件を見学した際にリノベーションプランを提案していただくうちに、『ここなら安心して理想の住まいが実現できる』と確信していきました」とM様は語ります。「不安だった気持ちが、ワクワクする期待感へと変わっていったんです。」

M様邸では、もともと暖房設備がなかった寝室に、灯油セントラル暖房を使ったパネルヒーターをご提案。窓が多く、冬の寒さが懸念される物件でしたが、床を上げる工事を行うことで、暖かく過ごせる快適な空間を設計しました。

◆「中古リノベ」という賢い選択

現在、理想の住まいへとリノベーションが進むM様邸。

「自分の価値観に合った場所で、自分らしい暮らしができることに、今からワクワクしています」と笑顔で語ってくださいました。

新築やリノベーション済みの物件ではなかなか実現しづらい、「間取りから自由に設計する楽しさ」や「暮らしに本当に合った空間づくり」ができるのは、中古リノベーションならではの魅力です。

ライフスタイルに合わせて、間取りや内装を自由にデザインできるこの選択肢は、“自分らしい暮らし”をカタチにしたい方にとって、非常に参考になる事例と言えるでしょう。

もしあなたが、住まいに妥協したくない、自分らしい「ちょうどいい暮らし」を求めているなら、中古リノベーションという可能性をぜひ検討してみてください。

40代からの住まい選びに、中古リノベという賢い選択。

「背伸びしすぎず、でも妥協しない」——きっと、あなたらしい理想の住まいが見つかるはずです。