新築より自分らしい。4人家族が選んだリノベのかたち

家を持つなら、今かな?——転勤をきっかけに始まった住まい探し

札幌への転勤が決まったタイミングで「そろそろ家を持ちたい」と考えるようになったK様ご夫妻。
お子様が2人いらっしゃるため、それぞれの子ども部屋を確保できる広さと、公共交通機関を利用しやすい立地を条件に、物件探しをスタートされました。

最初は新築マンションもいくつか見学してみましたが、価格に対して広さが十分とは言えず、「自分たちの理想の暮らしとは少し違うかも」と感じるように。
そんな中、会社の先輩が中古マンションを購入してリノベーションしたという話を知っていたこともあり、「中古+リノベーション」という選択肢にも自然と関心が向いていったそうです。

広々リビングを見渡せるキッチンにはカウンターを追加してデザインと使いやすさを両立。

パートナー選びの決め手は、“柔軟な提案力と安心感”

物件探しと同時に、リノベーションをお願いする会社選びもスタート。
他社ではやりたいことを実現するためには予算がオーバーしてしまったり、提示されたプランからでは出来上がりをイメージするのが難しかったりと、なかなか決め手に欠けていたそう。
そんな中、ホームページを見てご連絡をいただき、ご希望をヒアリングしたうえでイメージパースとプランをご提案。
「ここなら理想の住まいが形になるかもしれない」と感じていただけたことが、パートナーとして選んでいただくきっかけとなりました。

造作のキッチンカウンターと背面のカップボードは、グレーで揃えて統一感を。
キッチンの作業スペースにもゆとりがあり、お子さんが成長して一緒に立っても、窮屈に感じることなく作業できます。

“やってみたかった暮らし”を作る

選ばれた物件は、白石区にある122㎡の広々としたマンション。
奥様のご実家にも近く、小学校や中学校も徒歩圏内にあり、子育て環境としても申し分のない立地でした。ご家族で内見された際に「ここだね」と、その場で即決されたそうです。

リノベーションに関しては、奥様がインスタグラムで日頃から気になっていたインテリアやアイデアをいくつかピックアップしており、それらをもとに具体的なプランづくりを進めていきました。
クリア素材のパーテーションでゆるやかに仕切った和室、ジャパンディテイストの落ち着いた雰囲気のインテリア、造作のユーティリティスペースやリビングを見ながら作業ができる対面キッチンなど、「やってみたかったこと」を一つずつ丁寧に形にしていくプロセスは、ご夫婦にとっても楽しい時間だったそうです。

トイレ収納には取っ手がないスッキリとした扉をご提案。
機能的で使いやすい洗面台は奥様がインスタグラムで見つけてきたもの。

また、打ち合わせの中では、プロならではのアイデアも随所に反映されています。
キッチンには造作のカウンターを設け、作業性を高めながら空間のアクセントにもなるデザインに。
トイレにはスッキリとした収納スペースを設置し、生活感を抑えたスマートで心地よい空間に仕上げました。

リノベーションだからこそ叶えられた理想の暮らし

K様ご夫妻は、
「中古ならではの価格的なメリットと、新築のように一から理想の住まいをデザインできる自由度。その両方をバランスよく取り入れられるリノベーションという選択肢は、今の私たちのライフスタイルや価値観にぴったりだと、改めて実感しています」と話してくださいました。

元の玄関とは逆サイドにシューズボックスを設置。ディスプレイも楽しめる空間に。
アクセントとして採用したエコカラットと照明は、打ち合わせの後半で「予算内に収まりそう」と分かり、取り入れることを決めたそう。

実際に暮らし始めてからも、ご家族それぞれが心地よく過ごせる空間の工夫や、生活動線を意識した設計、細部のインテリアに至るまで、「これにしてよかった」と思えるポイントが随所にあるとのこと。毎日の暮らしがより快適になったと嬉しいお声をいただいています。

ご家族のライフスタイルや理想の暮らしにぴったりと寄り添った、のびのびと快適な住まい。
これからもSAWAI建築工房は、お客様一人ひとりの声に丁寧に耳を傾けながら、想いをかたちにするリノベーションを通じて、日々の暮らしに豊かさをお届けしてまいります。