安心と自由を実現。スケルトンリノベの魅力

札幌市で行うスケルトンリフォーム、リノベーションについての施工事例などを説明したスタッフブログ

自由な設計と安心感を生む「スケルトン化」

スケルトンリノベーションの第一歩は、建物内部をすべて解体してスケルトン状態にすることから始まります。
この作業を経て、柱や梁などの構造体だけが残った状態になることで、空間をゼロから設計し直すことが可能に。
大きな間取り変更を伴うリノベーションでは、設備の入れ替えや内装の変更だけでは実現できないプランニングの幅が広がります。

解体工事をしてスケルトン化

特に築年数を重ねた物件では、配管や窓枠、壁の内側など見えない部分に劣化が進んでいるケースが多くあります。
スケルトンリノベーションでは、こうした箇所をしっかり確認できるのも大きなメリットの一つ。
設備の状態を見極めたうえで、必要な部分を修繕・交換すれば、新築と変わらない快適さを手に入れることができるでしょう。

マンションのスケルトンリノベーションで実現した間取り
趣味を楽しむ土間空間や室内窓など、ライフスタイルに合わせた自由な空間づくりが可能になる

リノベーションは部分的なリフォームに比べてコストがかかるものの、自由度が高く、設計の可能性を最大限引き出せる選択肢です。そして、建物の現状を隅々まで確認できる安心感も得られるため、住む人にとっては「安全で快適な暮らし」を実現する近道と言えます。


スケルトン化だからこそ分かる、現状と可能性

スケルトンリノベーションのもう一つの魅力は、「解体して初めて分かること」がある点です。壁や床を取り払った状態にして初めて見えてくるのが、建物の本来の姿。これにより、目に見えなかった問題を発見できると同時に、新しいアイデアや可能性が広がることも少なくありません。

マンションのスケルトンリノベーションで気をつける配管
思ったよりも複雑な接続方法になっていたトイレの配管部分。分かっていたらトイレの配置が違ったものになっていたかも…

たとえば、解体後に予想外の配管の位置や床の高さの違いが明らかになることがあります。一見すると「想定外のトラブル」に思えるかもしれませんが、それがきっかけでプランを見直し、より使いやすい空間を作り出せることもあるのです。

また、建物の状態によっては、諦めていたアイデアが実現可能になることも。
スケルトン化はリスクとチャンスが隣り合わせの作業ですが、こうした柔軟な対応こそが、理想の住まいを形にする大切なプロセスなのです。

スケルトン化によって、玄関と上がり框の取り合いに想定外の段差があることが発覚することも。

丁寧な施工で、不安のないリノベーションを

スケルトンリノベーションの成功には、細部まで確認しながら進める丁寧な施工が欠かせません。
SAWAI建築工房では、これまで数多くのリフォームを手掛けてきた経験を活かし、入念な準備ときめ細かな工事を行っています。
「どの部分を解体すべきか」「どうリスクを回避するか」といったポイントをしっかり押さえながら、お客様にとって安心できるリノベーションをご提案しています。

一旦スケルトン化して間取りを見直すことで、広々としたLDK空間を実現

解体後の現場で新たな発見があった場合も、事前に複数のプランを検討しておくことで、柔軟に対応することが可能です。想定外の事態にも迅速に対応する姿勢は、経験豊富なプロならでは。大切な住まいをお預かりするからこそ、細やかな配慮を徹底しています。


物件選びからプロと一緒に

リノベーションを考えるなら、物件探しの段階から専門家に相談するのもおすすめです。たとえば、購入前に「天井を躯体現しにしたい」と希望していたものの、後からそれが難しいことが分かるケースもあります。購入後に思い通りのプランを諦めることのないよう、最初からプロの目で物件を見極めることが重要です。

こちらはコンクリート造の天井に直に塗装を吹き付けてあり、剥がすのが困難なことは事前に把握していたため、天井の下に下地を施工して仕上げる事をご提案しました。

SAWAI建築工房では、物件探しからリノベーションまで、トータルでサポートすることが可能です。お客様の希望を丁寧にヒアリングし、理想の住まいに向けて一緒に計画を進めていきます。「こんな暮らしがしたい!」という想いを、経験豊富なスタッフと一緒に形にしてみませんか?