心地よさを演出するダイニングの照明選び
ダイニングスペースは人が集い、会話を楽しむ場所。
そのため、リフォームやリノベーションにおいても照明の選び方は大切なポイントです。
特に、ダイニングテーブル上に設置する照明は食事や会話のムードを左右し、空間に「温かみ」や「洗練された印象」をもたらします。
リフォームでは、間取りやインテリアに合わせた照明計画が求められますが、今回は3つの事例をもとに、実際にどのような照明選びがされているのかを見ていきましょう。
それぞれの事例には、家族のライフスタイルやインテリアの好みが反映され、ダイニングの印象がガラリと変わる工夫が詰まっています。
個性的な照明で際立つモダンダイニング
札幌にあるS様邸のリフォームでは、全体をモダンなデザインに統一し、洗練された空間が広がっています。
ダイニング上の照明には、モダンながらサイズや色が異なるものを組み合わせたコンビネーションスタイルの照明を採用しています。
個性的で存在感のある照明が、ダイニングの落ち着いた雰囲気に華を添え、海外風のモダンな空間の中に照明で遊び心を演出し、楽しい家族での食事を想像させます。


限られた空間を活かす、一体型デザインの照明
こちらのマンションリフォーム事例からは、キッチン隣に設けられたダイニングスペースの照明をご紹介します。
キッチンの照明とダイニング照明がレールで一体化され、視覚的にすっきりとまとまった印象を与えています。
限られたスペースを効率的に活用し、スタイリッシュでコンパクトな設計には、小さめなライトが最適です
また、LDK全体の雰囲気をシンプルかつ上品に整え、無駄のない美しい空間を生み出します。


アクセントを効かせた、リビングとつながるレール照明
札幌のN様邸は、リビング中央にダイニングスペースがあり、柔軟に使えるレール照明を取り入れた事例です。
リビング全体のインテリアは白とナチュラルな木材がベースですが、ダイニング照明にはブラックを選び、空間に引き締まったアクセントを加えています。
レール照明のため、照らす位置や照明器具の種類を自在に変えられる設計で、ダイニングテーブルのサイズや配置が変わっても対応可能。
使いやすさとデザイン性が調和した、居心地の良い空間が広がっています。


それぞれの事例からも分かるように、照明ひとつでダイニングの印象や使い勝手が大きく変わります。デザイン性はもちろん、家族のライフスタイルや空間に合わせた照明選びで、ダイニングをもっと居心地の良い場所にしてみませんか?
リフォームの際のインテリアやデザイン、設計でお悩みの際は、ぜひSAWAI建築工房までお気軽にご相談ください。